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69番 鬼ノ城(岡山県) [日本100名城めぐり]

日本では飛鳥時代だったころ、大陸では中国は唐王朝が支配しており、朝鮮半島は高句麗、新羅、百済の三国に分かれていました。
このうち倭国は百済と友好関係を結んでおり、百済を通して大陸の文化・文明を吸収していたのですが、百済は唐・新羅連合軍によって滅ぼされてしまいました。
倭国は百済復興をかけて朝鮮半島に出兵しますが、白村江の戦いで大敗してしまいます。
すると今度は、逆に唐・新羅が倭国に攻め込んでくるのではないかという危機感が生まれてきて、百済からの亡命者の手を借りて西日本各地に防御体制を敷き始めました。
その中の一つとして築かれたのが鬼ノ城と言われています。
しかし、文献等には一切出現しません。

鬼ノ城には、今も石垣や礎石群が残っています。
kino1.jpg
kino2.jpg

鬼ノ城には、温羅伝説というものが残っています。
鬼ノ城には温羅という鬼が住んでおり、崇神天皇の命によって吉備津彦命が退治したというものです。
これが、現在の桃太郎伝説の元になっているとも言われています。

平成13年より史跡整備が進められており、西門なども復元されました。
kino3.jpg

鬼ノ城ビジターセンターに100名城のスタンプがあります。

100名城制覇まで残り12城


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