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67番 津山城(岡山県) [日本100名城めぐり]

室町時代、美作国の守護大名・山名教清が一族の忠政に命じて、鶴山に城を築かせました。
しかし、その後勃発した応仁の乱で山名氏は没落し、この鶴山城は廃城となりました。

応仁の乱を契機として戦国時代に突入すると、全国各地で戦国大名たちが覇を競うようになりました。
年月が立ち、やがてその中から織田信長の力が突出してきましたが、天下統一を目前にして家臣の明智光秀の謀反に会い、本能寺で最期を遂げます。
このとき、信長の小姓・森蘭丸も共に討死を遂げました。

その後、豊臣秀吉の時代を経て徳川家康が天下を取り、江戸時代に入ると、蘭丸の弟・忠政が美作国に入ることになりました。
そして、鶴山を「津山」と改め、津山城を築城しました。
その後13年をかけ、総石垣で天守も抱いた荘厳な城を完成させました。
tsuyama1.jpg

跡を継いだ2代・長継は城の近くに大名庭園を造営しました。
tsuyama2.jpg

元禄年間に森氏が断絶すると、越前松平氏の宣富が入り、その後幕末まで松平氏の支配が続きました。

明治時代になると津山城は廃城となり、天守や櫓などことごとく破却されてしまいました。
しかし明治33年に城跡は町有化され、鶴山公園として一般開放されるようになりました。

平成17年には備中櫓が復元されました。
tsuyama3.jpg
この備中櫓の受付に100名城のスタンプがあります。

100名城制覇まで残り38城

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